陰陽のもとで如何に自分らしく生きるか

わたしたちは、いい経験や褒めてもらったり気持ち良い思いをしたことって
思い出そうとすると、意外と忘れていたりします。

逆に悪い経験、失敗したこと、悲しかったこと苦しかったことは
しっかり覚えていて、すぐ思い出せます。
二度と同じ過ちは繰り返したくないと意識にこびりつきます。
それが過剰な恐れになったり、失敗したら自分を責めたりするようになったり。

これは人間の性といいますか、自分の身の危険が命取りになるわけで
生き抜くために「これは危険なんだ!」とガッツリ忘れないように組み込まれるんですね。
これは生命誕生からの人間の脳のDNA的仕組みなんでしょうね…
ポジティブよりもネガティブなことのほうが残るのはこういうカラクリだそうです。
(斉藤先生談)

 

もうわたしたちは、すぐ食べられてしまう小動物でもない。
原始時代にも生きてない。戦争に駆り出される兵士でもない。

そんな仕組み、今はもう必要ないんです。

自分に厳しく、ビクビクしながら恐れや警戒心を常に持っていなくたっていいんです。
素直に自分を発揮しても安全なんです。

今まで「なんて生きにくいところ(地球)なんだ」って思っていたけど…
(元いた星に還りたいとかって思ってた・笑)

実は生きやすくて(日本は特に)安全で。
個性があってコントラストが楽しめる自由な美しい星なんですよね。

人間関係があって、自分という人間を知れて、ひとりじゃ経験できない歓びも知る事ができる。
陰陽があってこそ、素晴らしさを知ることが出来るこの世界。

 

わたしたちは、里での学びをしに来ています。
森に篭って仙人のように心の修行だけをしに来たのではないんですよね。

自分以外の人間との関係によって自分という人間を知り、生きる楽しみを見出す。

我を隠し偽り苦しい学びとして、生きる道を辛いものとするか、
素直になりラクに生きて、歓びに満ちたものにするか。

ここまで来て、気づいてしまったら
もう後者で生きる他ないですよね〜!

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