アトピー治療中に思うこと…対処法・脱ステ論など【後編】

いろんな病院に行ったりして、いい状態悪い状態を繰り返していくと
だんだん自分のアトピーのタイプがわかってきます。

じゅくじゅくするのか?カサカサなのか?ブツブツが出るのか?
どの季節に弱いとか、暑いと汗に負けるとか、寒いと乾燥して痒みが増えるとか。

そこで「なんか悪くなるかも~」という雰囲気がしてきたら
その時に今までの経験を踏まえた、自分なりの対処方法を
持っておくことが大事なのかなと思います。

早いうちに小火を消せば、大きな火事(炎症)にならなくて済みますし、
跡も残らず早く治ります。

行きつけの病院を見つけておくのも大事ですね。
相談できる病院・治療院は心強いです。知識豊富なプロですから。

 

まず「小火を消す」が薬の役目かもしれません。
この時点でステロイドを怖がって使わなかったり、弱い薬でごまかしてると
あっという間に広がってしまいます。
やせ我慢して弱い市販薬で治そうとした、今年の2~3月のわたしがそうでした。

酷くなって全身に広がると、病院に行ってかなり強いステロイドを
使う選択をするか、怖くなって色々調べて極論、脱ステしよう!となってしまうか。
どちらかになってしまう気がします。

わたしは経験上、外に出られないくらいドロドロになって辛い思いをして
何かの修行するみたいに無理やりステロイドを止めなくても、
脱ステは自然にできるものと思ってます。

適切にステロイドを使って、少しずつ減ステして、
最後には使わなくても保湿だけで生活できるレベルにまでもっていけます。
前の家に住んでいた頃は、4~5年くらいステロイドを使ってない時期
(普通の人の肌レベルの状態を保持)もありました。

ただしこの後半の時期、鼻炎がかなりひどく抗アレルギー剤を毎日飲んでました。
根本治療などせず、言われるまま不適切な飲み方をしていたため
後になってがっつりアトピーとして出てしまいましたが(;_;)

世間ではあまり言われてない、抗アレルギー剤継続服用のほうがわたしは怖いと思います。
現に市販薬を(通常量より少なめに飲んでましたが)4年ほど、
処方箋で2年ほどを毎日飲み続けて、その結果アトピーが大爆発してます。
わたしの予想では、身体に影響があったのは処方薬の方だと思っています。

医者からはずっと飲み続けるよう指示が出ますし
欲しいと言えばずっといくらでも処方されますから、
自分自身で身体の様子を見てしっかり判断することが必要です。

抗アレルギーは痒みや鼻水を止めてはくれるけど、蓄積など見た目にはわからないんですよね。
ステロイドは肌を見れば一目瞭然で、塗り時も止め時もわかりやすいんだと斉藤先生は仰っています。
しっしんが治まれば使わなきゃいいんですから~。

 

絶対にステロイドを使わないぞ!と頑固にはならずに、
掻いてしまって広がりそうな感じだなと思ったら、
怖がらずに適切な量を集中して使う。

かゆみが酷くて仕事にならない・寝られないくらいなら
頓服的に抗アレルギー薬を飲む。

そうやって薬で治している間に、基礎部分の改善の努力
(肉体面…薬に頼らない体質改善と、精神面…自分自身と向き合う)を進める。

 

これがわたしの中で辿り着いた、(今のところ)ベストなアトピー対処法ですー。

いいと思ってやったことが、やってみたら違うと気づくこともあるかと思います。
経験(失敗)して得られるものも多くあります。
医者や周りの言いなりにはならず自分を信じて。

常に心身に耳を傾けしっかり向き合って。
自分を大事にしていきたいものですね。

参考になれば幸いです!

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